アラフォーオタクの日記

何故か妻子持ちのアラフォーオタクの日記です。作品の感想、自己流の仕事のコツなどを書いていきます。

グリッドマン・アニメ版

私が中学生の頃、土曜の夕方、塾に行く前に何となく観てた「電光超人グリッドマン」がアニメでリメイクされた。

 

映像の品質には大満足。「きっと当時の製作者はこういうことをしたかったんだろうなぁ」という要素を上手に汲み取って見事な映像を作りあげてくれた。あと六花がエロくて素晴らしい。

 

音楽も素晴らしい。BGMは抑え気味だが、オープニングのオーイシマサヨシの曲が最高だ。オーイシは長いメロディーを作るのが非常に上手い人で、その持ち味が見事に活かされてる。一昔前のアニメ、特撮は作品と何の関係もない人気のJ-popを採用するという悪習を繰り返していたが、最近は作品の内容を踏まえたオーダーメイド曲に回帰している。ただこうなると、どうしても歌詞が長くなりがちだが、オーイシの作曲能力はこの課題を解決してくれた。ナイス人選。

 

内容に関しては、未完のうちは何とも言えないが、最も感情の振幅が激しい新城アカネの「ちょっとでも思い通りにいかないと激怒する思春期感」は誰しも心当たりがあるのではなかろうか。

 

11月19日時点では7話まで来ているが、だんだん話が変な方向に進んでる気がする。現代的な物語作品のテンプレが確立する前によく見られたもののような気がする。あえてそういう荒唐無稽なものを持ってきているのではないか。最終的に箱庭的な世界設定が明かされそうな感じだし。