スマホキャリアをauからiTSCOMに変えて半年
2018年7月、10年以上お世話になったauを解約し、iTSCOMに乗り換えた。iTSCOMは東急田園都市線沿線を地盤とする通信サービス会社だ。テレビと自宅の固定電話とネットを既に利用していたのでスマホ回線でも世話になろうというわけだ。
なんと言っても魅力は月額費用。月6G通信で2200円。今は3G1600円のプランだ。au時代は月額7Gで9500円かかってた。差額は月8000円近く、年換算で約96000円のコストカットだ。ほぼ10万。これはとても大きい。月1600円って、私が大学生だった15年前でも相当安いぞ。
さらにauはテザリング手数料が月額500円かかるが、iTSCOMはそんな費用がないのもポイント。
ただし問題は通信速度。iTSCOM、はっきり言って遅い。イライラすることも多い。アンテナが立ってても通信できない謎現象もある。田園都市線で朝通勤するとき、用賀から地下鉄に入るが、そこから表参道あたりまでほとんど繋がらない。回線が細い上に、大手キャリアの利用者が優先されるからだろう。
これは、そういうもんだと割り切った。そんな一時的な快適性に月8000円も出せるか!という話だ。今は、自宅のwifiでアマゾンプライムやキンドル、YouTubeの動画なんかをダウンロードしておき、モバイル通信は徹底的に温存している。
手続きは簡単。auにナンバーポータビリティを利用する旨を告げ、専用のパスワードを貰う。このパスワードは10日くらい有効なので、その間にsimフリーのスマホを持参してiTSCOMの店舗に行くだけ。後は向こうの指示に従えばいい。
このため、当然キャリアメールは使えなくなる。@ezweb.ne.jpのアドレスだ。もう両親との連絡にしか使ってなかったので、Gメールアドレスを伝えて移行は完了。
simフリースマホだが、私の場合、auで買ったiPhone7がロック解除可能だったので、iTSCOMの人にやり方が記載されたサイトを事前に教えてもらい、そのとおりにしただけだ。ナンバーポータビリティ手続き、simロック解除からのiTSCOMへの移行完了で3時間くらいかな。ほとんどはiTSCOMの免責事項の読み合わせで、実務だけなら1時間もかかってない。
若者ならともかく、アラフォー世代はスマホ回線が多少切れても精神的に死ぬことはなく、仕事用のケータイの回線さえ繋がってれば何とかなる。同じような感覚の方、格安スマホ回線を検討されてはいかがだろうか。