アラフォーオタクの日記

何故か妻子持ちのアラフォーオタクの日記です。作品の感想、自己流の仕事のコツなどを書いていきます。

学校で教えてくれない一般常識 02 ネットモラル編

    続いては、スマホを持ったばかりの子どもに知って欲しいネットモラルについて。学校で教えてる可能性もあるが、トラブルが起きたときのマイナスが大きいので、改めて書いておきたい。

 

【個人情報を守ろう】

 スマホを手に入れ、自由にネットできるようになったら注意して欲しいことがある。「個人情報を書き込まない」こと。自分のだけでなく他の人のもダメ。

 絶対ダメなのは本名、住所、電話番号、メールアドレス。学校名、学年、クラス、クラブなんかもやめたほうがいい。文字で書くのはもちろん、写真や動画にも映ったりするので注意すること。ただし家族、友だちとのメール、LINEは見られる可能性が低いのでオーケー。

 

【イタズラメッセージ】

    ネットを使ってると、知らない人から「もうけ話があります」「好きです。会いましょう」というメッセージが来ることがある。これに真面目に反応すると「金をよこせ」「裸の写真を送れ」などと言ってくる。もし会ったら殺される可能性もある。世の中には「誰でもいいから殺したい」というヤバいヤツがいるのだ。

    対策は無視すること。怖くなったら親に、ヤバくなったら警察に相談したほうがいいが、基本は無視。

 

SNS

    もう一つ注意して欲しいのがエスエヌエス。Social Network Service、ソーシャルネットワークサービス。Facebookフェイスブック)、Twitterツイッター)、Instagram(インスタグラム)が有名。メールアドレス、ID、パスワードを登録すれば、世界中の人とメッセージ、写真、動画をやり取りできる。

    素敵なサービスだが注意も必要。「個人情報を書かない。映さない」に加え、「悪口を書かない」「悪いことを自慢しない」ように気をつけよう。当たり前のことなんだが。

    「悪口」を書くと自分はすっきりするが、見た人は気分が悪くなる。しかもSNSは友だちが見る可能性が高い。「ドラえもんが嫌い」と書き込んだら、ドラえもんが好きな友だちは「あんなヤツ友だちじゃない」と思うかもしれない。注意して欲しい。
    「悪いこと自慢」についてはこんな話がある。昔、高校生がお酒を飲んでる自分の写真をTwitterに上げた。それを見た人は警察に通報したり、周りに言いふらしたりした。高校生は写真をすぐ消したが、コピーされてあちこちに貼られてしまった。親と先生はカンカンで、警察にも注意され、学校中で笑われた。ネットの知らない人に名前や住所を特定され、すごく怖い思いをしたという。結局、その人は卒業後に入るはずの会社を断られた。悪いことをしたのは確かだが、受けた罰が重すぎるようにも見える。

    SNSは子どもの失敗を世界中に広めてしまう。何年たっても消すことはできない。家族、友だちだけでなく日本中、世界中の人が見ていることを忘れずに、常識の中でSNSを楽しんで欲しい。