アラフォーオタクの日記

何故か妻子持ちのアラフォーオタクの日記です。作品の感想、自己流の仕事のコツなどを書いていきます。

仮面ライダージオウ第01話

新番組の仮面ライダージオウ

 

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子ども時代、仮面ライダーブラック、ブラックRXに夢中だった私は、ジオウのデザインが気に入っている。黒を基調に紫と銀をあしらい、全体は時計のデザインでまとめている。派手すぎず地味すぎず、大人から見ても格好いい。このデザインが動くだけで充分楽しめる。

 

子ども向けヒーローとしては地味かもしれないが、歴代ライダーの力を借りたアーマーが派手だから、そちらでカバーするのだろう。派手なボディに派手なアーマーでは収拾がつかなくなる。

 

f:id:sugayoshi1127341:20180924000507j:image変身アクションでジクウドライバー(ベルト)を回転させること自体はさして新しいわけではない。歴代ライダーと同様、子どもがなりきり遊びしやすい所作を採用しただけだ。が、主人公の常盤ソウゴの腕の動きと合わせて、反時計回りで一貫してることには注目したい。時間を遡るライダーの演出としては秀逸だ。もしかすると、物語後半になって時計回りのドライバーで未来のライダーを呼び出す展開があるかもしれない。

 

この推測、全く無根拠というわけではない。

 

f:id:sugayoshi1127341:20180924000305j:image主人公の常盤ソウゴ(この名前も「時は相互」で時間を移動できることを示しているのかも)が、物語序盤で過去の変革を企む敵に疑問を投げかけている。それに、子ども向けコンテンツは道徳的で建設的なメッセージを送るものだから、「過去を守るだけでなく未来を作ろう」という展開は大いにありえる。さらに推測というより期待だが、平成時代が終わっても仮面ライダーは続くという決意表明もなされるだろう。そのあたりを踏まえると、「仮面ライダーのこれから」を描くのに、未来のライダー、時計回りのジクウドライバーは結構あり得るのではないか。

 

ちょうど物語が後半に差し掛かる4月、次の元号が発表され、「一つの時代が終わりますね」という雰囲気が日本全体に醸成されるはずだ。その頃、未来についての言及が始まると作品の説得力も増すのではないか。

 

長く続いてるシリーズの序盤は、こうした推測を膨らませるのも楽しみの一つ。しばらくはこれで楽しませてもらおう。